このエントリーをはてなブックマークに追加

Eea19552b9f8eb69d749a6a5ef85466f
Blank

日本は当然のことながら、その名を知らぬものはいない世界的に有名なフランス発祥の化粧品メーカー「ロレアル」。この日本支社でアタッシュドプレス(=広報)として第一戦で活躍し続ける安尾美由紀さんを今回はクローズアップ!

どのようにして今の地位についたのか?
どのようなマインドで仕事を続けてきたのか?

女性なら誰もが憧れる「世界のロレアル」での仕事ぶりからプライベートまで《前編》《後編》の2回にわたりインタビューさせて頂きました♪

現在、日本ロレアルの中でプロフェッショナル プロダクツ事業本部・広報本部部長としてご活躍されていますが今の仕事に就く前はどんなことをされていたのでしょうか。
安尾 今年で25年目になるのですが、これまでに転職をしたことがありません。(笑)「日本ロレアル」という会社が設立したのは1996年。当時はまだ会社自体が存在していませんでしたので、大学卒業後は化粧品メーカーであるコーセーに入社し、美容部員教育部に配属になり、美容部員からのスタートでした。当時「バブル世代」のど真ん中でしたので総合職が当たり前。その中で唯一、私は現場に出ていました。最初は先輩のお手伝いから始まりました。 全国の美容部員さんを教育しなくてはならないので人の前で話す機会も多い部署でしたね。
25年間!まずその数字に驚かされますね・・・!
安尾 そうですね。キャリア志向があったわけではありませんでしたので、正直ここまで続けられるとは思いませんでした。でも、就職してから数年後、行き詰まる時期がありました。所属していた美容部員教育部は全国の美容部員の中から優秀な人が引き抜かれていくような部署で、新卒でポンと入った私は何もスキルがありませんでした。修行しても先輩方のようになれる自信が持てませんでした。自信がないから辞めたいとは上司に言えないので「フランスに語学留学したい」と伝えたら「今の仕事もまだできていないのに、そんなこと言うな!続けなさい!中途半端なことをするな。」って。ちょうど25歳の頃でしたね。
今の安尾さんからは想像がつかないです。(笑)そのまま続けることを選ばれたのですか?
安尾 タイミングよく「ケラスターゼ」というできたばかりの新しい部署が人材を探していたので、そこのインストラクターになったらどうかと上司が提案してくださったんです。ヘアケアのブランドですが、コスメに感覚が似ているし、これまでの経験も生かせるということで「いきます!!」と即答してケラスターゼ事業部で教育係を担当。全国の美容室に訪問教育をするインストラクターになりました。
結果として新しい部署に異動をしてみてどうでしたか?
安尾 これまでは優秀な先輩達への劣等感に悩んでいましたが、新しい事業部ではそんなことを気にせず、楽しく仕事に没頭できました。全国の美容室にケラスターゼのマッサージ方法や商品のハウツーを教えることが自分の中でもとても充実していて!この時に私は「人前で話をすることが好きなんだ」ということに気付きましたね。私の製品説明を聞いてくださった美容師さんが「私、キレイになれるかも!」と高揚していく姿を見るのがとても嬉しかったです。そこでの経験を経て、広報に興味を持ち始めました。たくさんの人に製品の魅力を伝えられるし、既に結婚もしていたので仕事と家庭のバランスもとれて女性が長いスパンで働くことができるのではないかと。今振り返ると、新卒時に希望していた商社などに入っていたら今の自分はなかったと思います。
その後、広報としてご活躍されるようになったんですね。
安尾 1996 年に日本ロレアル株式会社が設立したと同時に転籍入社し、1998年から広報に抜擢され、現在はロレアル プロフェッショナル/ケラスターゼ/アレクサンドル ドゥ パリ/アトリエメイド by シュウウエムラ/エッシー/カリタ/デクレオールの7つのブランドと、取引美容室のPR を担当しています。
本国のロレアルは永久染毛剤を開発したフランスの研究者が1909年に創業し、100年以上の歴史を持つ化粧品業界では歴史のあるメーカー。研究開発に力を入れていて年間約700億円もの投資をしているんです。私は昔から化粧品が好きなので時代の最先端テクノロジーを駆使したロレアルグループの商品を伝えることができるのはとてもやりがいを感じますね。
昔から化粧品がお好きだったのですね!好きなことを仕事にできるってステキです!
安尾 化粧品はもちろん、ジュエリーと下着が昔から好きです♪でもその「好き」という理由は実はコンプレックスからきていたりします。というのも、私の母が欧米人のようなハッキリとした顔立ちで誰もが美しい!と認めるような女性。若くして結婚したので、若くて美人でしたので目立ちました。あまりにも母が目立ち過ぎたために周りの人から「お母さんと似ていない」と言われてしまうのが嫌でした。以来、母と比べられることが子供の時からのコンプレックスで「母がもっと普通の人だったらこんなこと言われないのに!」と子供ながらに思ったものです。
子供の時のコンプレックスは成長しても残りますよね。どうやって乗り越えたのでしょうか?
安尾 母のようにキレイじゃないからこうなんだ・・・、自分がキレイだったらもっと人生が開けるのに・・・、と「美しさ」を理由に後ろ向きになっていました。女性として最低限の自信がなかったと思います。そんな青春時代を過ごしていく中で藁をもつかむ気持ちでハマったのが化粧品でした。ところが使ってはみるものの器用な方ではないので上手くメイクができなくて(笑)「じゃあどうすればいい!?」と考えた時に化粧品会社に入ればお給料をもらいながら、化粧について学べる!自分がキレイになれる!と単純に閃いたんです。改めて振り返るとこのコンプレックスのマイナスパワーが大きかったからこそ、今の自分がいるんだなと感じます。化粧品と出会ったことで外見だけでなく気持ちも変わり始め、堂々と物怖じせずに人と会えるようになって・・・。そう考えると美容の力ってスゴイなと思います。
マイナスをプラスにしていく力って大切ですね!25年間、仕事を続けてこられた中で印象的だった思い出について聞かせてください。
安尾 30代前半に出産を経験しているのですが、出産をした後のことを想像すると仕事と家庭の両立が難しいのでは?転職するなら今じゃないか?子育てを中心にした方がいい?とものすごく悩みました。自分の中で答えを出すことができず、どうしようと思っていた矢先にとっても版画家の山本容子さんと対談する機会がありまして。今の自分の心境について弱音を吐いてしいました。その時に言われたのが「根無し草になってはいけない、他が劣っていても1つを極めていればいいのよ。」というお言葉。対談のために、山本容子さんの個展に足を運んだり、作品を調べてみたり、彼女について何も知らなかったのでとにかく勉強をして対談に臨んだのですが、このことについてもわかってくださっていて。「あなたは私のことを色々と勉強して、誰よりも私のことを知ってくれているし、真剣に考えていてくれる。仕事だからそれだけのパワーが生まれるのよ。」と、ありのままのお気持ちを伝えてくれたんです。それを聞いて、今までの迷いが吹っ切れました。

「コンプレックス」というマイナスな要素を見事プラスに転換させ、今もなお第一線で活躍をされている安尾美由紀さんの〈前編〉インタビューいかがでしたでしょうか。後編では安尾さん流の”人生の広げかた”についてそのマインドを語って頂きました♪プライベートでも実践している美肌作り法など気になる情報満載の〈後編〉もどうぞお楽しみに!

ロレアル プロフェッショナル http://www.loreal-professionnel.jp/top.html
ケラスターゼ http://www.kerastase.jp
アトリエメイド by シュウウエムラ http://am-shuuemura.jp
アレクサンドル ドゥ パリ http://www.alexandredeparis.jp
エッシー http://www.essie.jp
カリタ http://www.carita.jp
デクレオール http://www.decleor.jp
社会貢献・CSR「HAIRDRESSERS AGAINST AIDS」
「ロレアル×ユネスコ 美容師とともに行うHIV/エイズ予防教育活動」http://www.hairdressers-against-aids.jp

こちらのB!Storyもチェック♪


Writer: Izumi

このエントリーをはてなブックマークに追加

Others By

チョークアートからキャンドルアートまで、新しい才能を発信! 松下萌子さん【後編】
Blank

Bimajin Story / 2017/03/29

全日本国民的美少女コンテスト出身、世界へ羽ばたくチョークアーティスト 松下萌子さん【前編】
Blank

Bimajin Story / 2017/03/22

得意の料理で体調管理と体型維持しています 中川知香さん【後編】
Blank

Bimajin Story / 2017/03/08